ヤドリギの木の下で

日々思うこと

忙しい毎日の中で、ふと忘れていたことを思い出すことがあります。

それは、初めて古布を購入するきっかけになったこと。

明治生まれの曽祖母の存在は、わたしにとって尊いものに感じられ、会うことができない曽祖母に少しでも触れたい思いがあってのことだったと思い出しました。

明治から昭和まで、激動の時代の中を精一杯生き抜いてこられたと思いますが、その中でも人のために生きてこられた人生は、とても尊い生き方だったと思います。

どうしてそんなに曽祖母のことを思うのか、それはきっと曽祖母がわたしのことを強く思ってくれているからだと思うのです。

また見えない存在であったとしても、いつもそばで見守ってくれている安心感のあるつながりは、心に温かさを感じます。


今日は、型染めの古布のお洗濯をしていました。

時代物の型染めで、冷たいお水で洗う時、大事に使わせていただきますという気持ちになります。