感謝と愛の気持ち

日々思うこと

今日は、絹のはぎれをお洗濯しました。

たくさん買い揃えていた絹のはぎれでしたが、紅絹(もみ)が混ざっていて、一緒に洗濯した絹に紅の色がついてしまい、その絹に申し訳なく思いました。

何か新しいものをつくりたいと思っていたのですが、こういう結果になってしまい、ですがそれは良いきっかけとなったと思います。

何か喜ばれるものをと思いましたが、自分用にブラウスを作ってみようと思い、失敗から生まれる気づきも大切なことですね。


そんな中、なんとなく思ったことがあります。

それは、作品を模倣される方をずっと観察していた時の話ですが、観察していると、正面のデザインを模倣するのではなく、背面のデザインを正面に持ってくること。うしろを正面に。

「うしろの正面だれ?」

かごめかごめの唄を思い出しました。

この唄の意味はよくわかりませんが、唄を思い出して、正面の本物は隠されて、裏が本物にされてしまう、初めてそんな感覚になりました。

模倣の仕方は、さまざまなパターンがあるので、これが全てとは言えないのですが、複数の方が打ち合わせをしたように、同じことを繰り返す意味は、相手にとってよっぽど隠したい大事なことがあるんだと今は思っています。

絹を洗った後、のんびりしていた時にそんなことを思いました。


ラビスタ函館ベイの近くにある豊川稲荷神社のことを思いました。

函館は、何度も何度も大火に見舞われた街ですが、豊川稲荷神社は昭和9年の大火までに4回類焼しています。

今の社殿は、当時とは向きが逆になっているそうで、どうして同じ向きで建てれなかったのかと思ったことがありました。

まったく違うことなのかも知れませんが、思い出さずにはいれませんでした。

余談ですが、昭和9年の函館大火を生き延びた祖父のことも思い出しました。

「家族っていいものだな」という言葉をのこしましたが、本当に家族っていいものだなぁとつくづく思っています。


あっという間にもう、6月になってしまいました。

梅雨の季節になるそうですが、そんな中でも体調管理に気をつけましょう。

今日は心のままに書いてみましたが、感謝と愛の気持ちで毎日過ごしています。