正月三が日、いかがお過ごしでしょうか?
初夢はまだ見ていませんが、眠りが深いんでしょうか。
とりあえずいつか見ると思いますが、それが初夢だったということを忘れないでおこうと思います。笑
前回のブログで、「目的に向かって生きる」という言葉を書きました。
「目的」は、最終的に到着したいところを指す、ゴールのことですが、まずは自分が古布リメイク作品を作る「目的」を少し考えてみました。
約2年ほど前から、古布リメイク作品を作って販売しています。
古布のあたたかい温もりや、現代にはない古布の魅力に心があらわれて、昔の人の良心に触れたことがきっかけで古布作品を作るようになりました。
「作ったバッグを見せて」と言われたことがきっかけとなり、販売サイトに出品してみたところ、その日のうちにすぐに売れてしまいました。
自分の作ったものがまさかその日に売れるとは思っていなかったのですが、それから色々なご縁がかさなって、今に至っています。
ハンドメイド作家になりたくてなった、というわけではないのですが、正直つらい時もありましたが、その時々の運ばれていくようなご縁によって、今も続けることが出来ていると思います。
今思うと、そのご縁が自分にとって苦しみのあるものもあったと思いますが、それがあったおかげで挑戦しつづけたことに繋がっているように思います。
またその中で、プレッシャーに感じたりすることもありましたが、そういう時に指す刺し子はいつも真っ直ぐではなくて、綺麗ではありません。
感情と思考のバランスが崩れてしまって、葛藤してる心が、刺し子にあらわれているのでしょうか。
そういう時の刺し子は、一度解いて、やり直すようにしています。
「目的」は、やっぱり人からあてがわれると、苦しいものです。
オーダーなどお客様の想像を超えた要望に応え続けた時期があったので、そう思います。
ですが、自分の心の調和がとれて、お客様のためにいい作品を作りたいと思った時に、刺し子は真っ直ぐ進んでくれます。
心の調和とは、感じる心と考えてしまう頭の中のバランス。
最近は、古布作品は自分を表現する媒体のように思うようになりました。
そういう自己表現をできる場所があることだけでも、自分にとって感謝しなけばならないことなんだと思います。
「目的に向かって生きる」ことをできる人になれるように、まずは目の前のことを一生懸命がんばりたいと思います。
「目的に向かって生きている人」は、きっと命がけなんだと思います。
思うのは、そういう人に限って、優しい誠実な笑顔に溢れていると思います。
それはどうしてなんだろうと、思った朝でした。